日資、外資の航空会社で、今まで多くのファーストクラスやVIPを担当してきたCA（キャビンアテンダント）の美月あきこ氏に語ってもらいました。
彼女によると、今までファーストクラスに乗っているお金持ちの方々は、まんべんなく高級ブランドのロゴがプリントされている長財布を使っているイメージだったのですが、実際のところは違うというのです。
反対に、二つ折りのシンプルな財布で
ブランドにも
こだわらず、
使いやすさと大きさに重視しているとのこと。
また決してパンパンに膨らんでおらず、スッキリ薄い状態だそうです。
その理由は、現金を沢山持ち歩かず、カードを何枚も持っているからです。
逆に、前者の財布はビジネスクラスやエコノミークラスの客が多く、そういう財布は「頑張っている自分」「仕事ができるオレ」「経済的にも余裕があるオレ」をアピールしているとしか思えないほど。
本当の超一流は世間の目を気にしていないかわりに、自分自身を気にしているのです。
また、靴は必ず手入れ済みの物を履き、脱いた靴はキチンと他人にも邪魔にならないよう揃えています。
日本人としては当たり前のことですが、多くのビジネスマンはできていないのが現状のようです。
実際、宴会場の上がり口にシューズが散乱していたり、もしくは通路の真ん中に転がっている靴もよく見かけます。
ある高級旅館の女将によると、もっと良くできる方は靴の汚れを晒さないように、あらかじめ用意しているミニ靴ベラやシューズクロスでわざわざ隠してから、奥に置くそうです。
物に対するチョイスも、丁寧な扱いも超一流の習慣なのです。
（参考資料：プレジデント/http://president.jp/articles/-/13529）
